サンエイト貿易株式会社

クロップス フルーツ

CROP‘S Fruits

CROP’Sの歴史

クロップス社は1977年、農業への情熱をもって創業した家族経営の企業で、今日では冷凍野菜、冷凍果実、レディミールを手掛ける会社へと成長しました。世界8か国に自社工場をもち、農家や生産者とのパートナーシップによって滋味深い野菜・果実を栽培、冷凍(加工)しています。

果実の自社工場は、ポーランド、セルビア、モロッコ、コスタリカにあります。 ポーランドでは、ストロベリーをはじめ、レッドカラントやブラックカラント、セルビアではラズベリーやブラックベリー、モロッコではストロベリー、そしてコスタリカではパイナップルなどが、主に栽培され、IQF製品となります。

それぞれに適した土地・自然環境で栽培された野菜や果実はベストなタイミングで収穫され、鮮度を逃すことなく野菜畑・果樹園近郊に位置する工場に運ばれて冷凍されます。 そして様々な流通網を通じて、世界40か国以上のお客様に届けられています。

クロップス社は2003年に冷凍ピューレ事業に参入し、品質、競争力のある価格バランス、そして安定した原料供給力により、作り手の皆様に愛されるブランドに成長しました。

CROP’Sのサステナビリティ

 

“最高峰の冷凍加工技術を通じて、自然の尊重と人々の喜びを追求します。
我々の野菜・果実のすばらしさは透明性から生まれます。
なぜなら自然の美しさは素直で、敬えばその恵みを返してくれるものだからです。
人と人との関係性においても、公正さ、信頼、献身を追求します。
自然への感謝をもって、その恵みを大切にし、世界中の皆様とこれを分かち合っていきたいのです。“

 

CROP‘Sは、このミッションを果たすため、「TRUST」と名付けた活動を行っています。2050年までに、CROP’S全商品において、Circular Economy(サーキュラーエコノミー)、かつClimate Neutral(クライメイト・ニュートラル)なバリューチェーンで製造・販売できる仕組みを構築していきます。

*Circular Economy(サーキュラーエコノミー)は、循環型経済のこと。廃棄物を出さず資源を再利用する経済の在り方をさす。
*Climate Neutral(クライメイト・ニュートラル)は、気候中立という意味。人、企業、団体などが、日常生活や製造工程などの活動により排出する温室効果ガスを、その吸収量やその他の削減量を差し引いて総排出量を算出し、実質(ネット)ゼロにするという取組みをさす。二酸化炭素のみを対象にしているカーボンニュートラルと異なり、二酸化炭素に加え、メタンや一酸化窒素(N2O)など全ての温室効果ガスを対象としている。 欧州連合(EU)は、2019年12月に「欧州グリーンディール」を公表し、2050年までに、EUが世界で初めて「気候中立な大陸(Climate-neutral Continent)」になるという目標を掲げている。

 

TRANSPARENCY〈透明性〉

商品の安全性や品質の明確化と証明

 

RESPECT〈リスペクト〉

CROP’Sに関わる全ての人々(従業員や生産者)のサポート
・SMETA基準を用いた労働環境の管理、コミュニティイベントのスポンサーとなり(セルビア)、地域文化交流やスポーツ大会の協賛や参加、医療設備購入の援助などを行っています。

 

UNDERSTANDING〈理解〉

土壌保全と生物多様性の保護、専門知識
・FSA(農場持続可能性評価プログラムのこと)認証取得(ベルギー・ポルトガル・スペイン)
・グローバルGAP一部認証取得(セルビア・モロッコ)

*農業における食品安全や環境保全、労働安全などについて持続可能な取組みを実践している生産者または生産者グループを対象にした、世界基準の認証制度

 

SUSTAINABILITY〈持続可能性〉

Circular EconomyとClimate Neutral
・太陽発電パネルの導入(ポルトガル・スペイン工場)やバイオメタン化(ベルギー工場では最大82%のグリーン電力を自家発電)を行い、グリーン電力を活用しています。また、資源の再利用(パイナップルの皮・芯など(コスタリカ工場))、排水処理プラント(WWTP)の設置(モロッコ・コスタリカ工場)などを行っています。

 

TRACEABILITY〈生産履歴〉

GS1による完全なトレーサビリティ
*GS1とは、複数の地域にまたがるサプライチェーンの効率と透明性を高めるため、国際規格を設計・策定及びGS1システムの開発をする国際組織のこと。GS1の規格体系はサプライチェーン用規格として世界で最も広く採用されています。

おすすめ商品

  フランボワーズピューレ1㎏
原料生産地 セルビア
品種 ウィラメット種
商品形態 1㎏容器/ポーションタイプの1㎏袋
 

CROP’フランボワーズピューレの原料は、セルビアの中央に位置するPozega(ポセガ)で栽培されるウィラメット種です。

この地域はクロップス社が2011年から取組む調達先です。森林と果樹園が広がる丘陵地帯で、その恵まれた地形(谷)と土壌、気候(昼夜の気温差)、そして生産者の日々の絶え間ない努力とケアにより、最高品質の果実が育てられています。

 

当地の自社工場(C&P社)では、契約する1000以上の生産者に、農薬散布量の指導や記録管理、摘み取り時の衛生管理に関するワークショップを行い、生産者への技術指導及び意識の改善を図っています。そうして、衛生的に摘み取られたラズベリーは、生産地から40㎞に位置する工場に運ばれ、収穫後12時間以内に急速冷凍されます。

CROP’Sフランボワーズピューレは、濃い赤色、酸味と力強い香りが特長です。

 

  フレーズ センガセンガナピューレ
原料生産地 ポーランド
品種 センガセンガナ種
商品形態 1㎏容器/ポーションタイプの1㎏袋
 

CROP’Sフレーズ センガセンガナピューレの原料となるセンガセンガナ種は、ポーランドの東に位置するLublin(ルブリン)周辺で栽培されています。 ルブリン周辺は、気候や土壌に恵まれ、東ヨーロッパでも有数の野菜・果物の生産地として知られており、フレーズ、グロゼイユ、カシス、グリオット、フランボワーズ、ミルティーユなど、様々な果実が栽培されています。

この地域はクロップス社が2017年から取組む最も新しい調達先で、自社のノウハウを導入し、積極的に開拓しています。契約農家により収穫された野菜や果物は、生産地から50㎞に位置する工場に運ばれ、収穫後24時間以内に急速冷凍されます。

CROP’Sセンガセンガナピューレは、鮮やかな赤色、薫り高く爽やかな酸味とフレッシュ感のある印象的な香りが特長です。